クロスを制するものはお部屋を制す?!　クロスの上手な選び方

 

 

クロスでお部屋の印象が決まってしまうと言っても過言ではありません。

クロスは貼る面積が必然的に多いです。

視覚から入る情報でそのお部屋の印象は決まってしまいます。

更に、クロスひとつ取っても様々な特徴があります。

どのように見せたいか、どのような効果を狙いたいかを考えて、上手にお部屋をコーディネートしましょう。

 

場所ごとによるオススメのクロス

 


●リビング

ホワイトのクロスは清潔感のある空間を演出しますので、リビングにおすすめです。

更にお部屋を広く見せるといった効果もあり、壁と天井に採用することで安らぎの空間になります。

ホワイトは主張しないので、お気に入りの家具やファブリックを主役にすることも出来ます。

また、アクセントとして壁の一面だけ違うカラーを入れると雰囲気ががらりと変わります。

木目調のクロスを取り入れることで、落ちついた印象に、

質感のあるコンクリート調のクロスですとクールに仕上がります。

濃い色のクロスをアクセントとして使うことでメリハリが生まれ、奥行きのある印象にもなります。

 

●寝室

寝室では落ち着いたカラーがおすすめです。

ブラウンのクロスを取り入れることによって、くつろぎの空間になります。

また、寝室ではお客様が来ませんのであえて個性を主張したストライプのクロスにしたり、

壁や天井それぞれ別のクロスにするなどしてもおしゃれです。

 


●サニタリー

毎日使う場所では朝から爽やかな気持ちを高めることが大切です。

水回りですと床にデザイン性のあるクッションフロアを選ぶことも多いので、

クロスとの相性を見て遊び心のある空間をコーディネートしてみてはいかがでしょう。

 

●子ども部屋

子ども部屋では明るい印象のクロスも良いですが、ベーシックなものを選ぶのもおすすめです。

子どものおもちゃや家具はカラフルな物が多いので、ベーシックなクロスにすることによって上手にまとまります。

かわいいキャラクターのデザインのクロスもあるので、お子様が選んで個性的な空間にしてあげるのも楽しそうです。

 


●和室

クロスと言っても、柔らかな印象のある和紙調のデザインや、木目調のもあります。

障子やブラインドともマッチしてさり気なく和モダンな雰囲気にピッタリです。

現在クロスには機能性を謳っている種類もあります。特徴を知って、上手に選びましょう。

 

クロスの素材で選ぶ

 


●ストレッチ

ストレッチ性のあるクロスですと下地の動きによるひび割れの軽減が期待されます。

玄関ホールなど、比較的広い空間に採用してみてはいかがでしょう。

 


●抗菌

昨今気になるのは抗菌です。

細菌の増殖を抑える効果のあるクロスもあるようです。

トイレや洗面台など、綺麗に保ちたい空間にピッタリです。

 


●強度

人の出入りが多い場所では傷が気になってくるでしょう。

玄関や階段周りでは自ずと手をついてしまい傷が出来たり、物を搬入する際にぶつけて剥がれてしまうこともあります。

そのような場所には、傷が付きにくい表面構造のものを初めから採用するのがいいでしょう。

 


●撥水

いくら綺麗に心がけていても、いつの間にか子どもに落書きされてしまうことも。

ビニル製のクロスもありますが、撥水コートされていることで汚れが付きにくく、拭き取るときも楽です。

但し汚れによっては拭き取りにくいものもあるので注意が必要です。

 

クロスはお部屋の大部分を占めます。

ご自身のスタイルや求めるお部屋の印象に適しているものを選び、

場所によっては機能性のあるクロスにすることによって後の補修も楽になるかもしれません。

現在は海外からの輸入クロスもおしゃれなものが多いです。

ショールームやネットで情報を得つつ、クロスのサンプルを取り寄せることができますので、

実物を見て、触りながらイメージを膨らませて素敵なお部屋をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。